敵は“史上初のテロリスト”。主要キャラクターを演じるキャストを紹介する「アサシン クリード ユニティ」の最新トレイラーが公開

 Ubisoft Entertainmentは,アサシン クリード ユニティ」PC/PS4/Xbox One)の主要キャラクターを演じるキャストに焦点を当てた最新トレイラーを公開した。主人公アルノ・ドリアンを演じるDan Jeanotte(ダン・ジェノー)さんをはじめ,ヒロインのエリス,若き日のナポレオンやサド侯爵,そしてアルノの宿敵となるであろう“史上初のテロリスト”ことロベスピエールを演じる俳優の姿も確認できる。


 ジェノーさんについては,以前に掲載した記事でも紹介しているとおり,カナダのモントリオールを中心に活動している俳優で,これまでにもゲームの声優を務めた経験を持つ。彼を含めて,今回公開されたトレイラーで紹介されているキャストは以下のとおり。

アルノ・ヴィクトル・ドリアン……ダン・ジェノーさん
エリス・デ・ラ・セール……キャサリン・べルビーさん
マルキ・ド・サド……アレックス・イヴァノビッチさん
ナポレオン・ボナパルト……ブレント・スカグフォードさん
マクシミリアン・ロベスピエール……ブルース・ディンスモアさん


 もちろん,日本語版は日本人の声優による吹き替えとなるわけだが(関連記事),キャラクターの顔の表情やアクションなどはキャストのパフォーマンスキャプチャによって制作されている。実際のゲーム上で比較してみると楽しめるはずだ。

アサシン クリード ユニティ


 主人公のアルノ,そして彼の幼なじみではあるが,やがてはテンプル騎士団に入団して袂を分かつことになるエリスは架空のキャラクターだが,そのほかに歴史上の人物が登場するところが同シリーズの特徴だ。たとえば,当時のナポレオンはまだ無名の将校でしかないものの,トレイラーではアルノと同じ利害関係を持ち,彼と行動を共にしていく姿がうかがいしれる。
 また,アルノに助言を与えるサド侯爵は,その自由奔放な性癖や言動から「サディスト」の語源となったことで知られるが,本作では重要なポジションとして描かれるようだ。一方,ジャコバン派を率いて恐怖政治を行ったことで,フランスの歴史に名を残し「史上初のテロリスト」と称されるロベスピエールは,最大の宿敵として,品行方正な振る舞いの中にも狂気が垣間見られる役作りが行われているという。

アサシン クリード ユニティ


 「アサシン クリード ユニティ」に登場する歴史上の人物としては,ルイ16世マリー・アントワネット,さらに予約特典のDLC「The Chemical Revolution」でクローズアップされる化学者のアントワーヌ・ラヴォアジエらの存在が明らかになっている。フィクションとノンフィクションの交錯がストーリーに深みをもたらす本作を楽しむために,今からでも「フランス革命」について予習しておくといいかもしれない。

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